将棋の羽生善治九段が4月14日、X(旧Twitter)を更新。忘れ物にまつわるエピソードを披露し、反響を呼んでいます。
羽生さんは
「こんばんは。暖かくなりましたので背中が涼しくなった話をひとつ」
と書き始め、
「数日前スマホ、クレカ類、財布、身分証諸々、家の鍵、将棋手帳が入った鞄を路線バスのバス停ベンチに丸ごと忘れて来てしまいました」
「スーツポケットに入れてた交通系ICカードでバスに乗ったので普通に自宅へ到着し、門を開ける時にようやく鞄を失くした事に気が付いて久しぶりに背中がヒヤッとしました」
と、鞄を紛失したエピソードを明かしました。
紛失に気づき急いで妻の羽生理恵さんに相談したところ、
「車を出すから『iPhoneを探す』で位置情報を追って見ていて」
と言われた羽生さん。
位置情報を検索しながら鞄を無くした場所まで向かいますが、バス停に鞄はありませんでした。
どうやら近くにいた警備員さん曰く、「タクシーの方が止まって鞄を持っていかれた」とのこと。
再び位置検索でスマホを追うと少し離れた警察署で止まっています。
急いで警察署に向かうと、保管されていた鞄を無事に発見!
「バス停にポツンと置かれて鞄を車内から見つけて、わざわざ警察署へ届けて下さったのだそうです。ドライバーさんのお心遣いと日本の治安の良さ、幸運に感謝しました」
と、タクシードライバーさんが鞄を警察署に届けてくれていたことを続けました。
無事に見つかってよかった……!
羽生さんは最後に、
「あの時のタクシードライバーさんには心より御礼申し上げます。本当に助かりました。ありがとうございました」
「以後、バス停ではぼんやりとしないよう気をつけて行動したいと思います」
「背中に冷や汗をかいた出来事でした」
とドライバーへの感謝を述べ、エピソードを締めくくりました。
「お互い助け合う用」に位置情報を共有
その後、羽生さんは続けてXを更新。
「スマホの位置情報共有は、災害時や地方への出張時、旅行時で万が一倒れた時に連絡が取れないとなった時などの万が一対策として夫婦でお互い助け合う用に入れようと話し合って、ここ最近入れたもの」
「我々の年齢から先は体調も何が起こるかわからないので少しづつ将来についても話したりが多くなって来ました」
「そのおかげで鞄を失くしてから30分以内に見つけることが出来幸いでした。入れててよかった位置情報共有」
と、鞄紛失時に役立った“位置情報サービス”に感謝しました。
羽生さんのヒヤリエピソードにファンの反応は?
ファンからは
「ご無事で何より。何事もなくてよかったです」
「危ない所でしたね💦」
「大変でしたね……」
「他人事ではないなと思ってしまいました😥」
「日本の治安の良さと人情に感謝ですね」
と、安堵のコメントが寄せられました。