スマホのカメラでズーム倍率を変えると写真の写り方が変わる!? 実際に比較したツイートが話題です。
人形作家の藤本晶子さん(@shoko_doll)が、自身で制作した人形をスマホのカメラで撮影。
倍率を変えて撮った写真をTwitterに投稿したところ、2.8万回以上リツイートされ、12.2万を超える「いいね」が集まりました。
「試したけど全然違う!」「今まで写真が盛れなかった原因がわかった」「人を撮る時はズームしよう……」と大きな反響が寄せられています。
投稿された2枚の写真。どちらも同じiPhone 14 Proで人形を撮影したものですが……?
1枚目の人形は両目が離れ気味。小鼻も大きく、どこか顔全体が伸びて見えます。
実はこちら、1枚目はズーム1倍、2枚目は4倍で撮ったものなんです!
倍率が違うだけでこんなにも写り方が変わるんですね……。ちなみにもちろん、4倍で撮った方が肉眼に近い見え方とのことです。
写真を撮影した際、藤本さんは
「12 Proの頃から2倍で撮るようにはしていましたが、14 Proはそれより広角がキツいため、カメラを向けてすぐに違いに気付きました」
と、実物との違いに驚いたそうです!
一体どういう原理?
写真を撮影する際、「広角」では広い視野を捉えることができる一方、遠近感が強調されることで少なからず写真に歪みが出てしまうとのこと。
そのため、1枚目の写真では顔の中央がせり出すように写ってしまっています。
反対にズーム機能を使って「望遠」で撮ると被写体の歪みは少なく、肉眼で見た形に近い状態で撮ることができるという仕組みです。
編集部でも試してみた!
Android(ROG Phone 6シリーズ)1倍
Android(ROG Phone 6シリーズ)4倍
編集部のAndroidで手持ちのフィギュアを撮影したところ、確かにズーム4倍の方がスマートで、肉眼に近い見た目で撮影できています!
どうやら機種にかかわらず、大なり小なり起こる現象とのこと。
みなさんも携帯で撮影する際は、状況によってズーム倍率を使い分けてはいかがでしょうか📷