「ゆるキャン△の6、7巻の背表紙はブラックライトでめちゃめちゃ光る」という、役に立つのか立たないのかよくわからない豆知識がTwitterで話題です。
投稿者はたまたま発見したそうですが、そもそもなぜブラックライトで照らしてみようと思ったのか……?
リプライ欄には、「これは知らんかった〜」「試してみたい!」「これ全く同じことやって、暗殺教室のマンガが光ってたの思い出した」など多くの反響が。
がうしさん(@MOTHushi_gyu)の投稿には、現在までに1万を超える「いいね」が集まっています。
偶然気がついたこと
投稿された1枚の写真に写るのは、ブラックライトで照らされた『ゆるキャン△』の単行本。
写真を見ると、6、7巻の背表紙がキレイな蛍光色にくっきり光っています…😳
出版・印刷社側が意図したものなのか不明ですが、他シリーズの漫画本にも試したくなる新たな発見ですね…!
がうしさんの投稿によると、部屋で捕まえた「カモドキサシガメ」という虫を逃してしまったため、また捕まえようとブラックライトで部屋を照らしたみたところ、この豆知識に偶然気がついたそう。
情報量の暴力
Twitterでは「“ゆるキャン△”が光る」ことに驚く声だけでなく、この事実に辿り着くまでの癖のある背景について反応する声も続出しました。
「情報量がすごいw」
「ブラックライトの使い道が😂」
「紫外線LEDを使ってでも捕まえたいカモドキサシガメのレア度が気になりすぎる」
BuzzFeedは、がうしさんにお話を聞きました。
そもそも虫が逃げただけで、なぜブラックライトを持ち出そうと思ったのか尋ねると…?
「僕は昆虫採取が趣味ですが、カメムシは専門外であることもあり、カモドキサシガメのなかまはほとんど見たことがありませんでした」
「なので、どうにかしてもう一度その姿を拝みたいと思い、誘引するために紫外線LED(ブラックライト)を点灯してみました」
がうしさんによると、カモドキサシガメはカメムシの一種で(「刺すカメムシ」だからサシガメ)、一見すると「ハエの仲間かな?」と思って見逃してしまうほどの見た目なのだとか。
珍しさは種によって違いますが、日本には20種ほどのサシガメがおり、比較的どれも発見するのが難しい虫とのこと。
結局、逃げられたカモドキサシガメを紫外線LEDで誘引することは出来ませんでしたが、翌日にりんごジュースを飲んでいると、いつの間にかジュースの水面に浮いているところを再発見したそうです…🤔
「『ゆるキャン△』の背表紙が光る」という豆知識の内容もさることながら、発見したきっかけも独特……。
Twitterでは「それにたどり着くまでの情報量が多いw」と突っ込む声や、「サシガメって初見でわかる人間すごいな」と感心する声もみられました。