コロナの自粛生活で感じた「ダイエットをしなきゃ」というプレッシャー。 ある女優の投稿に共感の声
「コロナ太り解消」などダイエットについての話題を聞くことも多くなった今年。米女優が、体型に関する自身の想いを語った。
ドラマ『Girls/ガールズ』の監督/主演を務めたことでも知られるレナ・ダナム。

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ドラマ『Girls/ガールズ』の主要キャストとレナ(右から2人目)☝️
インスタグラムの投稿でレナは、「コロナ禍で『体型への社会的圧力』が自身にどのような影響を与えたのか」について語った。
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「自粛生活中、自分の太鼓腹について考える時間が多かったの。特に今年は、『私が痩せた方法』『ダイエットは全て』という内容の記事がたくさん出ていることに気づいたから」
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「理由は分からないけど、そういう記事が心に突き刺さったの」
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「自分の体を変えなきゃという意識から、(ダイエット記事が)目に留まったのではない」
「コロナの自粛生活中、社会が作り出した『やることリスト』に『ダイエット』という項目も追加されたような気がしたからだと思う」とレナは心の内を語った。
コロナの自粛生活中、ダイエットを「やらなければいけないこと」のように感じたという。
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「でも、ほとんどの人にとってこの自粛生活は『お休み』ではないよね」

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「(ダイエットなどの)『やることリスト』はどんどん増えていっても、項目はチェックされないまま」
「だからこそ、ニュース配信サイトでみる『健康になるための食事プラン』とかの提案が、個人的な攻撃のように感じてしまう」とレナは続けた。
レナは過去に、自身の体型は「怠けた結果だ」と感じたことがあったそう。
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「呼び方がどうであれ、ぽっちゃり、デブ、ムッチリとして育った私は、自分の体が『怠け者で、やることをやらなかった』証だと感じていた」
この自粛生活で、自己嫌悪に陥っていた昔の感情を思い出してしまった、と彼女は語る。
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「年月を重ねるにつれ、キャリアや持病を通して、自分の体の能力に感謝するようになった」
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「しかし、どういうわけか、この自粛期間で自己嫌悪に陥っていた昔の感情を呼び覚ましてしまったの」
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「その原因は、コロナで世界が自粛生活を迫られたときから取り上げられるようになった、(ダイエットなどの)クソみたいな『やることリスト』のせいだと思う」と続けた。
「長年かけて『自分を愛する心』を育んだはずなのに、なぜ私は『やることリスト』の中に減量という項目を入れているのだろう?」
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そう疑問を投げかけたレナ。
コメント欄は彼女の体験や思いに賛同する声で溢れた。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン