【台風18号】猛烈な勢力に発達、水曜日に列島横断か 被災地をまた直撃する可能性も

    上陸すれば史上2番目の多さに。

    「猛烈な」台風18号が、日本列島に近づいている。

    気象庁によると、4日火曜日の夜に九州に近づき、そのまま5日水曜日に日本列島に上陸。6日にかけて、通過する可能性がある。

    また、このままのコースでは、8月に台風10号で大きな被害を受けた岩手県を通過する恐れもある。

    気象庁の担当者はBuzzFeed Newsの取材に言う。「各地で雨が多い日が続いているので、土壌に多くの水分が含まれている」

    スピードがかなり速まる分、「長く雨が降り続くことはない」(担当者)とみられるが、秋の長雨が続いているため、土砂災害への警戒が必要だ。

    「予防的避難」の心得を忘れないようにしよう。

    台風10号の時のように、川の氾濫や土砂崩れなど災害は一気に起きる。

    自治体から避難指示が出たときには、すでに被害が発生し、時すでに遅しということになりかねない。明るいうち、まだ雨の降っていない間から、早めの「予防的避難」が求められる。

    すでに災害が差し迫っているときや夜中には、無理に避難をしない方が良い。自宅の2〜3階や近くの高い建物に「垂直避難」するべき場合もある。なにより、「外に出ない」ことが第一だ。

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