4年ぶりの大雪に見舞われた東京。一夜明け、多摩川の河川敷ではこんな幻想的な景色がみられました。
1月23日午前7時半ごろ、二子玉川から1kmほど下流で撮影された写真です。「シン・ゴジラ」で舞台にもなった武蔵小杉のビル群が霧に包まれていて、まるで絵画のよう。
撮影したnori_aquaさん(@aqua_nori)は、約40年間この付近に暮らしていて、初めてこのような景色を見たと言います。BuzzFeed Newsの取材にこう語りました。
「ここで初めて見る景色でした。数年前に家族旅行で北海道の雲海を運良く見られたのですが、その時の感動がよみがえりました」
Twitterにはその様子を撮影した動画も。1千以上リツイートされており、「雪かきの最中でしたので、足早に撮ってすぐ戻ったので反響に驚いています(笑)」と言います。
この雲海のようなものは「川霧」と呼ばれる現象で、Twitterにはそのほかにも多くの写真が投稿されていました。
気象庁によると、川の水温に比べて気温が低く、湿度が高いとみられるもの。冷えた朝、川沿いでみられる現象だそうです。
この日の東京の午前7時の気温は、マイナス0.5度。雪が積もっているとその上の湿度はほぼ100%と高くなることから、川霧が観測されやすい状況にあったとみられます。
冬はまだまだ続きます。また雪が降ったら、同じ景色が拝めるかもしれませんね!