【朗報】速度制限、解除へ(裁判風)

    これはパロディニュースです。

    6月中に携帯電話を使いすぎた人たちが早急な速度制限の解除を求めていた裁判で、最高裁判所大法廷(戯画山太郎裁判長)は7月1日、月初を迎えたことを理由に、その制限を解除する判決を下した。

    判決によると、原告は6月前半に動画を見すぎたり、ゲームをしすぎたりした10〜70代の男女256人。

    「数週間にわたって低速状態に苦しめられ、ストレスがマジ半端ない」と早急な解除を求めていた。

    その判断が注目されていたが、最高裁は「月初を迎えたのなら、これ以上速度制限に苦しむ理由は何一つ見当たらない」と、原告の主張を全面的に認め、解除の判断を下した。

    主文を読み上げた戯画山裁判長は、「使いすぎに原告の瑕疵はない」としつつ、「今後は計画的なギガ使用を」とも呼びかけた。

    判決を受け、最高裁前に集まっていた原告団やその支援者らからは、「よく頑張った」「動画見放題だ」と歓声があがった。

    炎天下のもと、全速力で法廷から走り出た弁護士たち対しては感謝の拍手も巻き起こり、思わず涙する人たちや、抱擁する人たちの姿もあった。

    ひときわ大きな声をあげていた支援者の会社員女性(38)は取材に、「バチェラー最終回がやっと観られる」とにっこり。

    原告団代表の無職男性(29)は「最近は梅雨も明けて蒸し暑く、フリーの無線LANを探すのに疲れていた。非常に助かる、画期的な判決だ」と評価した。

    男性はガチャへの課金を予定しているものの、現在2GBという容量への課金は考えていないという。

    速度制限解除が嬉しすぎたので、裁判の勝訴風に喜んでみました。