News·公開 2018年12月15日パリのデモで「メディアが印象操作」は誤情報 ネットで拡散、発端は中国SNSか「いくらでも印象は作れる! 情報操作はできる!!という好例」などと拡散していた。by Kota Hatachi籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, JapanLinkFacebookPinterestTwitterMail パリのデモをめぐって、メディアが「印象操作」をしていることを指摘するツイートが話題を呼んだ。 ただ、これは誤情報だ。それぞれ、撮影された場所も日付も違うからだ。 また、2枚目の写真は、12月8日に雑誌「Le Point」がTwitterに掲載したものだ。 Le Point @LePoint Une trottinette brûle avenue de Friedland. 12:42 PM - 08 Dec 2018 返信 リツイート お気に入り 燃えるキックスケーターを撮影するジャーナリストたちが写っている。この場所がフリドラン通りであることが、ツイートには明記されている。二つの写真は、違う時刻、場所のものだ。 そもそも、この「印象操作」の発端となったのは、中国のSNS「微博」(weibo)だったとみられている。 実際、Twitterで拡散している凱旋門の写真にはどれも、「weibo」のこのユーザー名の透かしが入っていることがわかる。