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小泉進次郎大臣「気候変動問題をセクシーに」発言が波紋 秋元才加さんは「違和感」

小泉大臣の「外交デビュー」となったニューヨークでの発言については、ネット上にも様々な声が上がっている。

小泉進次郎・環境大臣がアメリカ・ニューヨークで「気候変動問題にはセクシーに取り組まないといけない」と発言したことに対して、様々な声が上がっている。

元AKB48で女優の秋元才加さんが「違和感」を投げかけたほか、一部の政治家たちからは批判も出ている。

そもそも小泉大臣は、国連で開かれている環境関連の国際会議に出席するため、アメリカ・ニューヨークを訪問。

9月22日の会合に先立ち開かれた海外メディアを含む記者会見で、この発言をした。

ロイター通信によると、小泉大臣は「政治には非常に多くの問題があり、時には退屈だ。気候変動のような大きい問題には楽しく、かっこ良く、セクシーに取り組まないといけない」と述べたという。

同通信はこの発言を大きく取り上げ、小泉大臣が38歳であることに触れながら、「石炭発電に依存する日本を低炭素社会に変えるため、若者を結集すると約束した」と報じた。

秋元才加さんが「違和感」を投げかけたのは、この「楽しく、かっこ良く、セクシーに」という言葉だ。

9月23日に自身のTwitterに「普通に真摯に向き合って計画的にしっかり行動で示すで良くないのかな…?」とツイート。「私達が住む大事な地球なんだから必死に取り組むべきだと私は思う」と述べた。

そのうえで、「自分が感じた違和感は大事にしたいし、間違ってたら謝る。 色々な考えの方と沢山話して深めたい」と結んでいる。

小泉大臣の「外交デビュー」となったニューヨークでの発言については、ネット上にも様々な声が上がっている。

国民民主党の玉木雄一郎代表は「言葉尻をあれこれ言うつもりはありません」としながら、「その具体策が示されることを私は期待しています」と発言に言及

立憲民主党の田島まいこ参議院議員は「外国語を話すには謙虚さが必要。ロイターに世界中に発信されて、日本人として恥ずかしい」と批判した。

一方、舛添要一・元東京都知事は「言語明瞭,意味不明瞭」と批判。米山隆一・元新潟県知事も「気候変動は極めて重要な問題で、真摯に、真剣に取り組むべき事と思います」とツイートしている。

小泉大臣は会見後、国連で開かれた会合で、「京都議定書」に触れながら「我々は強いアクションも、十分なリーダーシップも取っていなかった」と言及。

共同通信によると「私たちは今日から変わる。私たちの都市、国、世界の脱炭素化を一緒に達成したい」とも述べたという。