「ボヘミアン・ラプソディ」にハマった小学2年生の感想文がTwitterで話題を呼んでいます。


「ハンカチを貸してやったらずっと握りしめてました」。母親の早川由香さんは、BuzzFeed Newsの取材にそう語ります。

映画を見た後はクイーンにすっかりハマった息子さん。ついには、なりきり演奏まで。

息子さんのクイーン熱は、冷める気配がありません。応援上映に行く際には、団扇を自作。

それだけではなく、手製のマイクスタンドも!

マイク持参で、上映を楽しんだのだとか。

もともとクイーンもフレディ・マーキュリーも知らなかったのに……?
「字幕付きの えいがをえいがかんで見たのははじめてです。大人ようのえいがだから、子どもはぼくだけでした」
「お母さんが、しんぱいして特大の、ポップコーンを買ってくれました。でも!えいがはものすごく、かんどうしました」
「さいごの大きい『ライブ・エイド』のステージでフレディがピアノをひいて…」
「ママージャスキルダマーン!とうたい出したとき、ぼくは思わず、泣いてしまいました」
「なおらない『エイズ』になって、こどくで、なのに『ライブ・エイド』ではものすごくかっこよかったです」
「びょうきなのに、がんばったんだなぁ。」
そもそも息子さんは、クイーンのことはまったく知らなかったそうです。
「私自身がシングルマザーで、子どもは一人っ子。仕事で帰宅もいつも遅くなるので、子どもには寂しい思いをさせています」
「休みの日は基本的にどこでも二人で出掛けて行くのですが、ボヘミアン・ラプソディは私がどうしても見たくて、帰りにトイザらスの福袋を買ってあげることを条件に息子を誘い、連れて行きました」
そんな状況で見に行ったからこそ、映画館で息子さんが泣きだした時には、「とても驚いた」といいます。
「病気のこととか、死にたくない、とか、すごく切なかったんだと思います。『ママ~!』の絶叫が響いたのではないかな。離婚してからずっと、『ママはどこにも行かないよね、ママは絶対死んじゃダメだよ』と泣いたりすることがあるので」
「お風呂の中で湯船のふちをこぶしでガンガンたたきながら『We will rock you』を歌っています。がりれおふぃがろって検索して〜、とも言われました」
「エイズのことについても、ずいぶん聞かれました。同性愛についてはすんなり受け入れていたようで、違和感はなかったようです」
そうして冬休みの宿題だった日記に書き込んでいたのが、冒頭の日記だったのです。
早川さんの同僚がTwitterにアップすると大きな反響を呼び、1万5千リツイートされています。
カラオケでも歌うようになり、いまでは「ボヘミアン・ラプソディ」の出だしをピアノ練習しているという息子さん。
将来はもしかしたら、ビックスターになるかもしれませんね……?
Kota Hatachi kota.hatachi@buzzfeed.com に連絡する.
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