スキー場のカメラに噴火の瞬間か 草津白根山、ゴンドラに迫る噴石も

    スキー客たちの姿も見える。

    気象庁は1月23日、群馬県の草津白根山が「噴火したもよう」と発表した。

    近くにある草津国際スキー場のゴンドラやレストハウスなどにいる人たちが怪我をしたほか、同じ時刻に発生した雪崩に巻き込まれた人がいるとの情報がある。

    スキー場に設置されている白根山ゴンドラ山頂駅のライブカメラには、噴火の瞬間と思われる映像が記録されていた。

    カメラは、草津温泉観光協会が設置しているもの。

    映像の左下には動いているゴンドラが、右上のコース上には、滑走中のスキー客が数人、見える。

    また、噴煙とともに、噴石のようなものがいくつも飛来している様子も見て取れる。

    スキー場は噴火後に停電しており、ライブカメラの映像も直後に途絶え、そのまま真っ暗な画面になっている。

    NHKによると、噴石で4人が怪我をしたほか、同じ時刻におきた雪崩で14人が怪我をし、1人が行方不明になっているとの情報がある。

    また、陸上自衛隊によると、雪崩で陸自第12旅団(司令部・群馬県榛東村)の6人の隊員が巻き込まれ、けがをしている。

    6人はともに見つかっているが、詳しいけがの状態はわかっていない、とBuzzFeed Newsの取材に答えた。冬季訓練中だったとみられる。

    ライブカメラの映像(噴火とみられる直前から抜粋)はこちら

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