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風しん患者が大幅増加、ワクチン不徹底世代の28歳以上は危険

特に妊婦は注意が必要だ。厚生労働省は、予防接種の徹底を呼びかけている。

風しん患者が例年に比べて関東地方で「大幅に増加」しており、厚生労働省が注意を呼びかけている。

2013年に風しんが大流行し、患者報告数が1万4000人を越えた際には、こうした例も相次いだ。

全国では、7月23日から8月5日までに38例の風しんの届け出があった。

特に注意が必要なのは、平成2年4月1日までに生まれた人たちだ(図中の年齢は4年前のもの)。

厚労省は、そうした年代の男性や、妊婦やその同居家族への予防接種の徹底を呼びかけている。

「この時期は、多くの人の往来が見込まれることから、今後、全国的に感染が拡大する可能性がある」という。

風しんワクチンや、麻しん(はしか)と風しんの混合ワクチン(MR)は病院で1万円前後で受けることができる。流行を防ぐためにも、改めて確認しよう。