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木星の衛星エウロパに生命体は存在するのか?NASA発表の「水噴出」がすごい理由

地下には海があるかもしれない。

NASAが日本時間9月27日午前3時、木星の衛星「エウロパ」の表面から水のようなものが噴き出していると、「驚くべき」発表をした。

左下、7時方向の白い部分が、水蒸気の噴出とみられるものだ。200キロの高さまで上がっていることが、ハッブル宇宙望遠鏡の紫外線観測により、初めて確認できたという。
NASA/ESA/W. Sparks (STScI)/USGS Astrogeology Science Center

左下、7時方向の白い部分が、水蒸気の噴出とみられるものだ。

200キロの高さまで上がっていることが、ハッブル宇宙望遠鏡の紫外線観測により、初めて確認できたという。

表面を氷で覆われたエウロパ(木星の第二衛星)の地下には、液体の「海」が存在する可能性があると指摘されてきた。

海、すなわち水があるのなら、生命体がいるかもしれない。つまりそれは、「エイリアン」だ。NASAも、太陽系でもっとも地球外生命体の存在する可能性が高いところとして、この海をあげている。
Space Frontiers / Getty Images

海、すなわち水があるのなら、生命体がいるかもしれない。つまりそれは、「エイリアン」だ。

NASAも、太陽系でもっとも地球外生命体の存在する可能性が高いところとして、この海をあげている。

だからこそ、今回NASAが予告した「驚くべき発表」には注目が集まった。「エイリアンがいる」などの憶測も飛び交ったが……。

公式ツイッターでは「ネタバレ注意:エイリアンじゃない」と、否定までしている。
twitter

公式ツイッターでは「ネタバレ注意:エイリアンじゃない」と、否定までしている。

でも、水の存在が確実になれば、「エイリアン」の存在だって、夢のような話ではなくなる。

水は、生命体が存在するための重要な条件だからだ。その成分を調べることが第一だが、水が噴き出していることは、探査の簡略化にもつながる。
NASA / JPL / DLR

水は、生命体が存在するための重要な条件だからだ。

その成分を調べることが第一だが、水が噴き出していることは、探査の簡略化にもつながる。

NASAは発表で、探査機が今後、エウロパの表面を掘ることなく「水」を採取することができる機会になる、と説明した。

2020年代には、エウロパに向けた探査機の打ち上げも計画されている。生命体の痕跡が見つかる日も、近いかもしれない。

NASAは発表の内容を動画で公開している。

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