西日本で拡大している豪雨災害。一部地域では雨が降り続いており、各地では浸水被害などが相次いでいる。
ネット上では「義援金」と「支援金」という言葉を目にするようになった。この2つの違いはどこにあるのか?
配られ方が違う
どちらも大事な支援で特徴が異なるが、ひとことで言うと以下の通りだ。(荻上チキ著・災害支援手帖より)。
被災した人たちに直接配る=「義援金」
被災者を支援している人たちを支える=「支援金」
公益財団法人・日本財団は「心のこもった募金だからこそ、その違いをしっかりと把握して被災者や支援団体を支えてください」と述べ、わかりやすい画像で解説している。
義援金の特徴は、以下の通り。
- 被災者に分配される
- 公平に配分される
- 届くまで時間がかかる
支援金は、以下の通りだ。
- 被災地の救命・復旧に使われる
- 支援団体が使い道を決定する
- すぐに被災地に届く