絵が510億円で落札?! 史上最高額がついた「モナリザの男性版」

    ダヴィンチの作品です。

    レオナルド・ダヴィンチが描いたとされる幻の絵画「サルバトール・ムンディ」がニューヨークで競売にかけられ、約510億円で落札されました。

    AFP通信によると、美術品の競売でとしては史上最高額。

    500億円あれば、東京スカイツリー(400億円)が1棟立てられます。名古屋城の木造化にかかる総事業費も、505億円です。

    オークションは18分間。落札額は112億円と見込まれていましたが、その予想を大きく上待ったことになります。落札者は発表されていません。

    キリストの上半身を描いた高さ65センチ、幅45センチのこの絵は、1500年ごろに制作されたといいます。

    共同通信によると、17世紀にイギリスの国王が所有していましたが、2005年まで所在が明らかになっていませんでした。

    ルネサンス期の巨匠・ダビンチが描いた絵画作品のうち、現存するものは少なく、「幻の作品」と言われてきました。

    「モナリザの男性版」とも言われる作品はこちら。