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2019年、世界を襲った異常気象の数々【写真】

地球温暖化の影響で、世界各地で熱波や洪水、台風被害、干ばつなどが相次いだ2019年。各地の異常気象を、写真で振り返る。国連の世界気象機関の報告書によると、異常気象によって家を追われた人の数は、年末までに世界で2200万人に達する可能性があるという。

2010年代は平均気温が、観測史上最高だった。

1. 3月。アフガニスタンで洪水。

2. 4月。アフリカ・ボツワナで干ばつ。

3. 4月。ホンジュラスでも干ばつ。

4. 5月。アメリカ中西部で洪水。

5. 6月。フランスで熱波。

6. 6月。フランスとイタリアの国境にあるモンブラン。「1990年の氷河の位置」を示す標識。

7. 7月。スペインで洪水。

8. 8月。スーダンなどナイル川流域で洪水。

9. 8月。ブラジルなど、アマゾンで大規模な火災。宇宙からも観測された。

10. 10月。台風19号が「非常に強い」勢力で関東に上陸。

11. 10月。台風19号では、川崎では市街地が浸水。

12. 10月。台風19号では、川崎・武蔵小杉のタワーマンション が停電した。

13. 10月。台風21号、長野県で千曲川が氾濫。

14. 10月。台風21号、北陸新幹線の車両基地が水没した。

15. 11月。バングラデシュで洪水。

16. 11月。ベネチアが高潮被害で非常事態宣言。

17. 11月。オーストラリアで大規模な山火事。

18. 11月。オーストラリアの山火事では、多くのコアラが犠牲になった。

19. 11月。イギリスで洪水。

20. 12月。アフリカ、ビクトリアの滝が干からびた。

WMOの報告書によると、異常気象によって家を追われた人の数は、年末までに世界で2200万人に達する可能性があるという。

アフリカや中東などの一部の地域では、洪水や干ばつによる食糧難も起きている。

WMOの事務局長は「今すぐ緊急の気候変動対策を講じなければ、さらに悪影響を及ぼす」と警鐘を鳴らしている。

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