【写真】「点字ブロック風の絵が描いてあるだけだった」話題を呼んだ視覚障害者の男性のツイート

    ある日、「多発性硬化症」により突然失明し、視覚障害者となった男性が投稿した1枚の写真。そこに込められた本当の思いとは。

    人口35万人の地方自治体の市役所前にあった点字ブロック。「点字ブロックが無くなったね」と僕が言うと一緒に歩いていた友人は「あるよ!」と言う。よくよく確認してみると、点字ブロック風の絵が描いてあるだけだった。トリックアートかっ! これもまた#ブラインドジョーク だなぁ。

    Twitter: @madhatter_ken

    この写真をアップしたのは、石井健介さん(43)。もともとアパレル関係の仕事をしていましたが、6年前のある朝を境に、「多発性硬化症」という脳の神経が炎症を起こす病気で、突如として、視力のほとんどを失った男性です。

    今回石井さんがアップした写真は、ある市役所の前で撮影したもの。「トリックアート」と言われている通り、「点字ブロック」の凹凸が途中からなくなり、黄色い「絵」のようになってしまっていることがわかります。