強い台風13号が首都圏に近づいている。
停滞する前線により、関東地方では接近前から大雨が続くとみられ、気象庁は「降り始めからの総雨量がかなり多くなる」と呼びかけている。
「サンサン」は9日朝に関東地方に最も近づくとみられる。上陸の可能性もあり、通勤への影響が心配されている。
気象庁によると、「年間で最も潮位が高い時期」に重なるため、「高潮」にも厳重な注意が必要だという。
気象庁では、「自分で行う災害への備え」を4つのポイントにまとめている。
早めの備えと、「予防的避難」の心得を忘れないようにしよう。
西日本豪雨のように、川の氾濫や土砂崩れなど災害は一気に起きる。
自治体から避難指示が出たときには、すでに被害が発生し、時すでに遅しということになりかねない。明るいうち、まだ雨の降っていない間から、早めの「予防的避難」が求められる。
すでに災害が差し迫っているときや夜中には、無理に避難をしない方が良い。自宅の2〜3階や近くの高い建物に「垂直避難」するべき場合もある。なにより、「外に出ない」ことが第一だ。
鉄道の運行情報、警報、注意報を確認を
警報や注意報、台風情報、雨量などの情報は、気象庁のホームページから。
鉄道の運行情報=JR東日本アイステイションズのサイトから。
飛行機の運航情報=gooのサイトから。
浸水想定区域や道路情報、危険箇所=国土交通省のハザードマップポータルサイトで。地図や空中写真に、浸水想定区域や道路情報、危険箇所などを重ねて閲覧できる。
土砂災害危険箇所・土砂災害警戒区域=国土交通省のサイトから。