あなたは紙の本派? 電子書籍派? それぞれの良さを力説するバトル漫画? が話題です。
「紙の本vs電子書籍」というタイトルでTwitterに掲載された漫画が、1万回以上リツイートされ、5.5万件のいいねを集めました。
作者は『うえきの法則』『GOLDENSPIRAL』などの代表作を持つ、漫画家の福地翼さんです。
どちらが勝つのか!?
インテリ眼鏡キャラの「電子書籍」と、熱血キャラの「紙の本」が、バトル漫画風にそれぞれのメリットを語り合います。
「今や私の時代なのです」と余裕の表情の電子書籍と、「オレは負けねえ!」と燃える紙の本。勝つのはどっち?
「紙の本」が最初にくり出したのは「必殺・手触り」!!!
応戦する電子書籍は、「いつでもどこでもすぐ読める」というスマホ時代の圧倒的なアドバンテージで勝ち誇ります。
さらに、「売り切れがない」「日焼けや折れ、濡れなどの劣化がない」など、多くのメリットを挙げていきます。
紙の本は「見開きの迫力」で対抗しますが、「プロジェクターを使えば大迫力」というカウンターを浴びて大打撃……。
追い詰められた紙の本に、もう勝ち目はないのかと思いきや、最後の力を振り絞って出した魅力は「紙はなんか良い!!!」
電子書籍も「確かに…理屈じゃないんですよね…」と納得し、2人は無事和解しました…!
電子書籍の利点も、紙の本の理屈ではない魅力も分かるなぁ〜!
リプライ欄では、「本のニオイも好き」「サービス終了したら怖いから紙派」「漫画だとカラーが多いので電子書籍派」と様々な意見が交わされていました。
BuzzFeedは漫画家の福地翼さんに話を聞きました
――この漫画を書こうと思ったきっかけを教えてください。
現在ありがたいことに、拙著を紙と電子両方で出していただいています。そこでふと、それぞれにどんなメリットがあるのか考えてみたくなったのがきっかけです。
――福地さん自身は、本や漫画を読むとき、紙と電子書籍どちらで読むことが多いですか?
やっぱり紙をめくるあの感覚が好きなので、基本お気に入りの漫画は紙の本で買います。ちょっと気になった作品は電子で読むこともあります。
紙だとめくってくうちに、あとどのくらいで終わるかが分かるので「この話今回で決着つくのか?次巻に持ち越されるのか?」とハラハラしながら読めるのもいいですね。
電子に関しては、本棚がいっぱいなのもあって、初めて読む漫画などはお試しで電子書籍で読むことが多くなりました。それで「これは継続して読もう!」となったら紙で買い直すこともあります。