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「特急電車並み」の風をもたらした台風10号。去ったあと、室外機に要注意な理由を国が説明

経済産業省は、台風の影響でエアコンの室外機が倒れた場合、「自力で起こさない」よう注意喚起した。

大型で強い台風10号は、次第に日本を離れているが、九州地方を中心に被害をもたらした。

経済産業省が同日、台風の影響でエアコンの室外機が倒れた場合、「自力で起こさない」よう注意喚起した。コンセントを抜き、必ず設置業者、またはメーカーに連絡しなければならない。

経産省によると、倒れた室外機を自力で起こすことで、思わぬ怪我や感電の恐れがある。

さらに、配管が外れ、マイナス温度になっている可能性がある冷媒ガスが吹き出して凍傷を負う可能性もあるという。

空調機器メーカー大手のダイキン工業は2019年、Twitterで企業自ら同様の内容の注意を呼びかけている。

今回の台風では、この投稿を引用リツイートしたうえで、「台風が過ぎてエアコンをご使用になる前に、一度室外機の安否もご確認くださいませ」と発信した。

台風が過ぎてエアコンをご使用になる前に、一度室外機の安否もご確認くださいませ🙇‍♀️ #台風10号 https://t.co/AYISotht9B

台風10号は9月7日午後0時50分現在、日本海にあり、朝鮮半島近くを北上している。気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒するように警戒するよう呼びかけている。

NHKによれば、9月7日朝、宮崎県椎葉村で土砂災害があり、近くの住宅などが押し流された、との情報が村に入った。男女4人と連絡がとれず、安否不明で、警察などが捜索にあたっているという。

更新

一部表記を修正しました。