ヘイトツイートはもうできない Twitterが取り締まりスタート

    「自由に発信できるが、ルールは守って」

    Twitterが、ユーザーが問題があると感じたツイートを報告するフォームに「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」という項目を追加した。日本時間の11月15日夜から順次、全世界で実装が始まった。

    ツイートが、「誹謗中傷、差別だ」と感じたら、報告はこのようにしてもらいたい。

    1.問題があると感じたツイートを表示する。「・・・」→「ツイートを報告する」をクリック。

    2.「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」を選択し、「次へ」。

    3.新たに追加された「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」を選択し、「次へ」で完了だ。

    また、単語やユーザー名、ハッシュタグを設定することで、不快に感じるツイートを非表示(ミュート)にする機能も新たに追加した。

    どうして、項目を追加したのか。BuzzFeed Newsは、Twitter Japanに問い合わせた。

    すでにタイムライン上に流れているツイートに、どんな処置をとるのだろうか。

    「自由に発信できる場でありたい。でも、ルールは守って」

    広報担当者はこうも話す。

    「Twitterは、さまざまな背景やさまざまな考え方の方々が、自由に発言をいただける場でいたいと考えています。一方で、安心して自由に発言できる場でいるためのルールは守っていただきたく考えています。そのための小さな一歩として、項目を追加いたしましたので、ご活用ください」

    「今回の変更で、すべての問題がクリアになるわけではないことは、米国本社でも日本法人でも、重々承知をしております。今後もまだ手を加えてまいりますので、引き続きのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」

    Twitterはこれからも、より良い発信の場となるよう、ユーザーからのアドバイスを受け付けている。