台湾東部の地震 航空会社「台湾はいつも通り、日本の皆様をお迎えしております」

    台湾全土におけるライフラインが正常だと伝えられた。

    台湾東部の花蓮県を震源とする大きな地震が4月18日、発生した。

    地震を受け、台湾観光局・台湾観光協会は同日、「日本の皆様へ」と題した文書を発表。内容は、台湾全土において、電気や水道などのライフラインが正常だと伝えるものだ。

    ライフラインについて伝える文書は、台湾観光局・台湾観光協会東京事務所の鄭憶萍所長の名で出された。

    地震の概要とともに、状況をこう記載した。

    「花蓮駅や空港で、一部施設の破損が発生しましたが、それ以外の大きな災害は出ておらず、日本人観光客の被害報告も無く、現在正常と発表されております」

    そして、ライフラインについては「ご心配を頂いている皆様には、取り急ぎ台北市をはじめ、台湾全土の電気・水道等のライフラインも正常供給がなされていることをまずご報告申し上げます」と書いた。

    台湾の航空会社「日本の皆様をお迎えしております」

    台湾の航空会社である「チャイナ エアライン」は19日、Twitterを更新。この発表を記した文書の画像とともに、こう呼びかけた。

    「ご心配いただいている皆様、ありがとうございます。台湾全土の電気水道等のライフラインも正常供給がなされており、台湾はいつも通り、日本の皆様をお迎えしております!!」

    台湾の中央気象局によると、マグニチュード(M)6.1で、一部で最大震度7(日台の基準はほぼ同じ)を観測。17人がけがをし、台北市でもビルが傾くなどの被害があった。

    そのうち花蓮県にいた男性1人が、渓谷での落石により意識不明の重体となった。