2月6日午後11時50分(日本時間7日午前0時50分)ごろ、台湾東部・花蓮県の沿岸を震源とする地震があった。
震源の深さは約10キロで、地震の規模を示すマグニチュードは6.4、最大震度は7だった。気象庁によると、震度の基準と日本のものとほぼ同じだという。
報道各社によると、少なくとも4人が死亡し、日本人9人を含む200人以上が負傷している。
さらに、花蓮市内のホテルやマンションなどが崩れるなどし、140人以上が安否が確認できない状況だ。
余震は今も続いており、停電やガス漏れなども発生した。
朝日新聞によると、台湾では2月4日以降、花蓮県付近を震源とする地震が頻発していた。
花蓮県付近では2月4日夜にもマグニチュード5.8の地震があった。その後も、同県近くを震源とする小さな地震が頻発。体に感じる地震は計94回に上ったという。
Twitterでは地震発生後、「台湾頑張れ」を意味する「#台湾加油」が日本のトレンド1位になった。
2011年の東日本大震災で、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金の額が、最多のアメリカに次いで台湾が多かったことも後押しし、「今こそ恩返しする時だ」などとツイートが相次いだ。
渡辺直美さんをはじめとした有名人たちも心配の声を寄せている。