白血病と闘う競泳の池江璃花子選手が退院報告。「大丈夫、いつか終わる」と自身を励まし

    「退院のご報告です」と直筆のメッセージとともに報告した。

    白血病の診断を受け、闘病を続けている競泳の池江璃花子選手が12月17日、SNSを更新し、退院したことを報告した。

    Twitterの公式アカウントで、「退院のご報告です」と絵文字を使ってツイートし、直筆のメッセージが添えられた。全文は以下の通り。

    2月から入院生活をし、約10カ月の月日が経ち、この度退院することができました。

    辛くて長い日々でしたが、皆様からの励ましのメッセージを見て、早く戻りたいと強く思うことができました。応援してくださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

    入院中、抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、そんな時はとにかく「大丈夫、大丈夫、いつか終わる」と自分を励まし続けました。

    オリンピックを目前に控えていた中、突然大好きなプールを離れ、失ったものが多いのではと思った方もいらっしゃると思いますが、私は病気になったからこそ分かること、考えさせること、学んだことが本当にたくさんありました。ネガティブ思考になる時もありましたが、まずは自分の気持ちをしっかり持たないといけないんだと思い治療に励みました。

    今後の競技活動については医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始します。それまでは基礎体力をつけながら陸上トレーニングをしていく予定です。オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくおねがいします。

    2019.12.17 池江璃花子

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