泣きを見てた幹事は喜ぶ?
オンライン決済サービスを提供するAnyPayが1月19日、飲み会やランチなどの会計を割り勘できるアプリ「paymo(ペイモ)」をリリースしました。
幹事は店側に一旦まとめて会計を支払った後、参加者にアプリを使って料金を請求できます。その日に忘れがちな精算も、クレジットカード払いで簡単に解決できてしまう。
その場での現金のやり取りがなくなるし、精算を忘れたからといって、幹事の銀行口座を聞くことも、ATMへと走ることもなくなります。
AnyPayは、こう利用シーンを説明しています。
友達との飲み会、会社での飲み会、女子会やコンパ、カラオケ、そして日々のランチなど・・・
楽しい時間の後には、ちょっと面倒くさい「割り勘」が必ずついてきます。
集金って結構大変で、面倒。「あの時のお金払ってね!」っていう催促も気まずい。
支払う側も、現金がなかったり、小銭が足りなかったり。
そんな面倒な割り勘を、スマートに、そしてちょっと楽しいものへpaymo(ペイモ)で変えていきます。
paymoのプロモーションビデオはこちら
iOSとAndroidに対応しています。ダウンロードや決済手数料は、なんと無料。
ニュースアプリ「Gunosy」などを立ち上げた経験がある木村新司社長は、現金でのやり取りがまだ当たり前の日本で、「キャッシュレス化を加速させていく存在」になりたいと、アプリの発表会で語りました。
「日本の不便さを海外で感じ、より便利にしたいと思った。たくさんのユーザーに使っていただくため、手数料は考えていない」
詳しい使い方はこちら。
クレジットカードで使えるのは、VisaとMasterのみです。
レシートを頑張って探す幹事が続出?
LINE Payとは違って、身分証か銀行口座の登録による「本人確認」が必要ありません。1年以内に700万ダウンロードを目指しています。
「同様のアプリは個人認証などの問題があってまだ普及していない。だが、ニーズはある。一回誰かが使えば、『自分もやってみようかな』と思う人が出てくるはずで、早い速度でバイラルしていくと思っている」
発表会では、「個人間の送金にはならない」と繰り返していました。割り勘アプリではありますが、「レシートを登録する必要があり、債務が発生しているという形をとっている」(木村社長)だそうです。
それでも、AnyPayがサービスから手を引いたなら、残高にあるお金を返してもらえるのか心配です。
「規約に書いてあるが、供託する。手をつけようとは思っていない」
みんなが利用すれば、とても便利なアプリです。「あ!そういえば!」と、飲み会のレシートを必死に探す人が出てきそう。うっかり支払い忘れている人は、気持ち良く払ってあげてください。
ダウンロードは、こちらから。