特に10代、20代の女性がターゲットになるタレントやモデル契約関連のトラブルが発生している、と消費者庁が4月10日、Twitterで注意を呼びかけた。
消費者庁は具体例を2つ挙げている。
一つは、インターネットで見つけた芸能事務所のオーディションに合格し、事務所と契約したところ、芸能スクールに通うための高額な入学金や月謝を要求されたというもの。
もう一つは、「絵画モデル、手や足の撮影モデルで高収入が得られる」との募集を見て面接に行くと、アダルトビデオへの出演を強要されたというものだ。
では、どうすればいいのか。消費者庁によると、以下の3つが重要だ。
- その場で契約しないこと
- 活動内容や費用をよく確認すること
- ひとりで判断せず、信頼できる人に相談すること
そして、困った時は、相談窓口である消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すること。
また、アダルトビデオへの出演の強要をされた場合は、警察相談専用電話「#9110」、女性の人権ホットライン「0570-070-810」に相談してほしい、としている。