【更新】草津で噴火、噴石により陸自隊員1人死亡 現場を伝える動画

    「噴火した模様だ」と気象庁が発表した。

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    NHKによると、陸上自衛隊は当初、隊員6人が雪崩に巻き込まれ病院に搬送されたとしていたが、被害に遭ったのは8人であり、いずれも噴石による被害だったと訂正した。

    8人のうち、男性隊員1人が胸を強く打つなどして死亡したという。


    群馬県の草津白根山が1月23日午前、「噴火した模様だ」と気象庁が発表した。政府は、総理官邸の危機管理センターで情報収集にあたり、陸上自衛隊のヘリコプターを現地に派遣したという。

    報道各社によると、近くの草津国際スキー場で雪崩が発生。噴石による被害もあり、10人以上がけがをし、1人が死亡したという。

    陸上自衛隊によると、雪崩で陸自第12旅団(司令部・群馬県榛東村)の6人の隊員が巻き込まれ、けがをしている、とBuzzFeed Newsの取材に答えた。

    6人はともに見つかっているが、数人が骨折などの重傷とみられる。30人がスキー訓練をしている中での事故だった。

    動画では、右側から押し寄せる煙が見られる。

    #草津白根山 youtube 草津白根山ゴンドラ雲上カメラより

    菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、次のように状況を述べた。

    「群馬県の本白根山でスキー場のゴンドラの乗客が負傷したという119番通報があり、現場では雪崩が発生し、人が巻き込まれている、噴煙が見える、こうした情報もあることから、現在、官邸の危機管理センターで情報収集にあたっている。ゴンドラの乗客4人がガラス片で負傷したという119番通報があった」

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    共同通信などによれば、陸上自衛隊の隊員6人のうち、1人の死亡が確認された。午後3時現在、10人以上が骨折などのけがをし、スキー場のロープウェーの山頂駅には数十人が避難しているという。


    BuzzFeed JapanNews