甲子園で敗れたエース。直筆メッセージがネットで感動を呼ぶ

    書いたのは、松商学園(長野)のエース・青柳真珠投手。

    松商学園(長野)のエースとして夏の甲子園のマウンドに立った3年生の青柳真珠(ましゅう)投手。8月16日の盛岡大付属(岩手)戦に敗れた翌日にTwitterに投稿したメッセージが話題になっています。

    松商学園のユニフォームを着て野球ができたことは一生の誇りです😁

    ▲青柳投手の投稿

    松商学園は8月16日の2回戦で、盛岡大付属と対戦。先発を任された青柳投手は6回を投げ、4失点。3ー6で敗れました。

    1回戦でチームの17年ぶりの勝利に導いた青柳投手の「最後の夏」は終わりました。投稿されたメッセージには、これまでの苦悩も表れています。

    甲子園という最高の舞台で高校野球の幕を閉じました。この二年半を思い返してみると、上手くいかないことばかりでいつも見えない敵と戦い続け、何度も同じ失敗を繰り返してきました。

    目標までを最短距離で描いていたけど、真っ直ぐにその道を歩んでこれたかというとそうではありません。いろいろな道を歩んでくる中で夢を諦めそうになったり、歩むことをやめてしまいそうになったりすることがありました。

    だけど、そんな自分に時に厳しくそして親身になって手を差し伸べてくれる足立先生がいて、前向きに声をかけてくれる仲間がいて、いつも側で支えてくれる家族がいて、多くの方の応援に後押しされて自分の可能性を広げてくることができました。

    今後は自分が与えてもらったように、一人でも多くの方に勇気や希望を与えていければと思います。ありがとうございました。

    松商学園高等学校硬式野球部104代 1 青柳真珠