東京都北区にあるJR赤羽駅の発車メロディが変更されている。
楽曲は、エレファントカシマシによる「俺たちの明日」 と「今宵の月のように」の2曲だ。
メンバー4人のうち3人が赤羽出身で、旧赤羽台中学校の同級生。11月16日から変更されており、ファンや地元の人たちに列車の到着を知らせている。
北区が、地域と観光の両面から振興を図りたいと企画した。
メロディが聞かれるのは、宇都宮線(東北線)、高崎線、湘南新宿ラインが走る5~6番線ホーム。
5番線(池袋・新宿・横浜・大船方面)では「俺たちの明日」、6番線(大宮・宇都宮・高崎方面)では「今宵の月のように」が流れる。
また、人気漫画「東京都北区赤羽」で赤羽の知名度を上げた、清野とおるさんによるイラストが、ポスターや横断幕、ステッカーなどに。11月中旬から順次、赤羽の商店街や赤羽駅などで設置されている。
ポスターの種類は全5種類。メンバー4人をイラスト化したものや、「今宵の月のように」の世界観をイメージし、荒川河川敷の風景を描いたものも。
発車メロディはこれだ。
「俺たちの明日」
「今宵の月のように」
企画に賛同したエレファントカシマシの宮本浩次さんは、 次のコメントを出している。
「ぼくは赤羽に行くといつだってほっとします。それは、赤羽はぼくの故郷だからです。そんな故郷赤羽駅の発車メロディにぼくらの曲が使われる、これはもう信じられないような、でも、誇らしく、うれしく、なんかあったかい気持ちになります。本当にありがとうございます」
また、清野とおるさんからのコメントもある。
「赤羽で過ごした日々の背景には、常にエレカシの曲が流れていたように感じます。そして、曲に救われた事も何度となくありました。この様な形でご一緒できて、赤羽冥利に尽きます」