2月14日午前9時23分ごろ、横浜市保土ケ谷区のJR東海道線の横浜-戸塚駅間で、電気を送る架線から火花が出るトラブルが発生。JR東日本は、点検のため送電を中止し、東京―熱海間の上下線で運転を見合わせた。
東海道線の上下2本が、横浜―戸塚駅間で立ち往生した。JRの社員らの指示で、乗客計約2000人が線路に降りて近くの駅やバス停に向かった。
午前11時23分、横浜ー戸塚駅間で横須賀線の線路を使う形で運転を再開している。
JR東日本は、原因を詳しく調べている。
Twitterには、混乱の様子が、続々とアップされていた。
出火したとみられる架線を捉えた写真
はしごを使って、線路脇に降りる乗客たち
近くの駅に向かって歩く乗客たち
戸惑う様子が、伝わってくる。
東海道線に乗り合わせた乗客が証言
JR保土ケ谷駅から約1キロ離れたところで停車した電車に乗っていた40代の会社員男性は、BuzzFeed Newsにこう語る。
「電車が止まった時は、たいして心配していなかったです。Twitterで検索したら、(架線が)ショートしている画像を見つけたので。長くなりそうだと思いました」
車内アナウンスで状況やトイレの位置が説明され、しばらくすると送電が止まり、放送ができなくなることも告げられた。
「最初、乗客は静かでした。ですが、車内アナウンスが終わると、私を含めて各自、職場に電話で『遅れる』と説明してました」
車内でしばらく待機後、JRの職員が足場を取り付けた。そして、乗客が車両から降ろされると、JR保土ケ谷駅まで徒歩で向かったという。