JR神田駅が騒然、バッグから白煙で車内に悲鳴が響く 乗客の証言「大勢の乗客がなだれこんできた」

    煙はエタノールのような匂い。乗客が当時の状況を語った。

    9月11日午後1時15分ごろ、JR山手線内回りの神田駅付近を走行中の車内にあったバッグから白い煙が発生した。東京消防庁によると、けが人はなく、詳しい状況を調査している。

    また、この影響で山手線の内回りと京浜東北線の北行きが運転を見合わせていたが、いずれも運転を再開した。

    BuzzFeed Newsは、煙が発生した隣の車両にいた乗客に当時の状況を聞いた。

    車内に響く悲鳴、「大勢の乗客がなだれこんできた」

    奥の鞄から謎の白い煙が突然出た模様、何かは不明

    バッグから煙が上がる様子を撮影した男性会社員である不夜城ちゃん(オルタ)さん(22歳、@Alt_indexm)は、バッグから発煙した当時、隣の車両に乗っていた。

    JR神田駅に到着する直前だった。バッグがあった隣の車両から多くの乗客がなだれ込んできたといい、車内に悲鳴が響いた。

    幸いにもすぐに神田駅に到着したため、「すぐに降りることができ、すし詰め状態にはなりませんでした」。

    神田駅では、ホームにバッグが持ち出され、駅員が「危険なので近寄らないでください」と呼びかけて対処した。

    煙はエタノールのような匂いだった。乗客らは「怖かった」「死ぬかと思った」「サリンとかじゃないよね?」などと心配そうに消火活動を見守ったという。

    「車両を見ると白い煙が充満しており、鼻を突くような匂いもしてこれはただごとではないな、と思いました」

    更新

    東京消防庁によると、発火したバッグは20代の男子大学生のものだった。携帯電話の外付けバッテリーから発火したとの情報があるが、調査中だという。


    BuzzFeed JapanNews