「めちゃめちゃ悔しくなる…」トップYouTuberは意外なほどに負けず嫌いだった。

    発信をすると、バッドボタンがついたり、いい気持ちがしないコメントがついたりしてしまうこともある。トップYouTuberのヒカキンさんは、どう考えているのか。

    運営する4つのYouTubeチャンネルの登録者数は現在、1600万を超え、日本におけるトップYouTuberの一人として走り続けるヒカキンさん。

    人に見られる職業に就いているうえで意識していること、高い目標を持つ理由とは?

    LINEが2020年12月に開催した「LINE NEWS AWARDS 2020」の授賞式の後、過去を振り返りながら話してくれた。

    ーー時にはバッドボタンを押されたり、いい気持ちがしないコメントがついたりしてしまうこともあるかと思います。発信する上で意識していることは何ですか?

    そうですね。100人中100人が「最高」って言ってもらうのは、なかなか難しい。でも、限られた環境の中で、常にそれを目指すのは大事だと思いますね。

    「そんなの無理でしょう」「5割バッドでも良いんだよ」というスタンスの人もいるはずです。

    でも、本当のスターは、ほとんどバッドがつかないだろうなって僕は思っているので、「極力99%グッド目指すんだ」とか高く目標を掲げた方がいいと思います。

    ーーヒカキンさんはストイックに完璧を追い求めている印象があります。

    小さい時は、そこまでじゃなかったと思うんですけれど。ただ、大好きなことで負けるのがすごい嫌で、「負けたな」って時に、めちゃめちゃ悔しくなるんですよね。

    だから、そうなる前に「負けてたまるか、負けてたまるか」とやっていると、「あれ、(他の人と)離れているかもしれない」ってなって。そんな感じの負けず嫌いではありましたね。

    ーー負けず嫌いを象徴するエピソードはありますか?

    ビートボックスをずっとやってきて。中高生くらいから、まあまあうまくなってきたんじゃないかみたいな自信がつきだしてですね。

    でも、ちょうどインターネットが普及してきた頃で、インターネット掲示板でいろんな人のパフォーマンスの音声ファイルが聴けるんですよ。

    たまに「うわ、なんだこの人、超うまいんだけど。100%俺よりうまい」と思う人の音声を聞くと、「絶対もっとうまくなろう」みたいな感じで練習して。

    だから、自分が一番本気で頑張っている道では、負けず嫌いかもしれないですね。

    ーー競い合うのは大事だと思いますか?

    人によるとは思うんですけど、いいことなんじゃないかなと思います。

    人間、ひとりだけで雲の上にいたら怠けちゃう。すごい人がいっぱい出てきて、刺激を受けた方が長く続けられるんだろうなと思います。


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