人気ユーチューバー・ヒカキンが西日本豪雨の支援を呼びかけ 自ら100万円寄付

    自ら100万円以上を寄付するかたちで、やり方を解説した。

    西日本を中心とした記録的な大雨により、各地で甚大な被害が出ているのを受け、人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが7月9日、動画を投稿した。

    動画では「Yahoo!ネット募金」を紹介。自ら100万円以上を寄付しながら、やり方を解説し、少しでも被災地のために助け合おうと呼びかけるものだ。

    ヒカキンさんは冒頭、「西日本豪雨の被害がいま大変なことになってます」と話し、被害状況を説明した上で「亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします」とした。

    ニュースを見るたびに「胸が痛くなりました。この数日、僕も何かできないかと考えていました」と心境を語ると、動画投稿の理由をこう述べた。

    「いま僕にできることは、この現実を拡散して少しでも多くの方に現状を知っていただくことかなと思ったので動画にしました」

    「1、2分で1円から募金(寄付)できます」

    そして、「Yahoo!ネット募金」を紹介。Tポイントやクレジットカードなどから手軽に募金ができるとし、それぞれの方法で自ら寄付。総額100万円以上を寄せた。

    「お見せした通りすごく簡単な手順で、1、2分で、それも1円から募金(寄付)できますので、被災された皆さんのために募金(寄付)しましょう」

    かつてヒカキンさんの行動が話題を呼んだ

    ヒカキンさんが被災地への寄付を呼びかけたのは、今回が初めてではない。2011年の東日本大震災や昨年7月に発生した九州北部豪雨でも自ら寄付をし、呼びかけた。

    九州北部豪雨の際は呼びかけの方法が話題を呼んだ。

    まず、ニンテンドースイッチとゲームソフトのセットをプレゼントするとの動画を配信した。

    チャンネル登録と投稿通知のオンなどを応募条件として、翌日に別の動画を投稿。応募しようとする人たちに通知が届いた。

    その内容が被災地への寄付を呼びかけるものだったので、好感や驚きの気持ちを抱いた視聴者は多かった。

    ヒカキンさんは寄付を募る際、いつもこう心得ているという。

    「僕1人が100万円募金(寄付)するよりも、いま見て下さってる皆さんの100円の方がずっとずっとすごいパワーをもってます」

    動画を視聴した100万人がそれぞれ100円ずつ寄付したとすれば、「1億円になります」とし、最後にこう締めくくった。

    「復興にかかる費用は本当に莫大なものになると思いますので、こういう時はみんなで一丸となって、助け合って、少しでも被災地のみなさんの力になれるよう協力し合いましょう」

    「今後被害が少しでも小さく収まること。そして、いち早い復興を祈っています」

    ヒカキンさんが投稿した動画は9日午後8時現在、12万回以上再生され、1万3千件以上の高評価を得ている。

    なお、Yahoo!ネット募金は、7日の開始以降、9日時点で総額1億700万円以上の寄付金となっている。寄付人数は14万人を超えた。

    YouTubeでこの動画を見る

    HikakinTV / Via youtube.com

    BuzzFeed Newsでは、豪雨被災地には今、支援物資より義援金 熊本市長が呼びかけたことという記事も配信しています。