ゾッとする。何気ない「しゃっくり」が招いたまさかの事態

長すぎる...。

こないだ久しぶりにしゃっくりが出ました。止まれ止まれ！と願いながら、世界最長記録ってどれくらいだったのだろうと気になって仕方なくなりました。

Bbuilder / Getty Images/iStockphoto

家庭医学大全科によると、しゃっくりは「横隔膜おうかくまくのけいれん性収縮により起こります。多くは器質的な原因疾患はなく、自然に治る」とのことです。

私は、自然と止まるまで10分ほどかかりましたが、調べてみると、世界最長記録はとんでもない長い時間だったのです。

以下のいずれかのうち、どれが正解かわかりますか？

①21時間15分

②23日間と13時間

③68年間

・

・

・

・

・

・

答えは「③68年間」。

びっくりしませんか？

ギネスワールドレコーズは、アメリカのチャールズ・オズボーンさん（1894-1991）を世界最長記録として認定しています。

彼のしゃっくりが始まったのは1922年、28歳の時でした。屠殺される前の豚の体重を計量中に起こりました。

1990年2月のある日の朝、突然、しゃっくりは止まったそうです。

BBCは、初めのうちは毎分40回、その後、毎分20回ほどに徐々に回数が減ったと伝えています。

68年間もしゃっくりをし続けた彼は、治った翌年に亡くなりました。

とはいえ、彼は通常の生活を送り、生涯に2度結婚し、8人の子どもを授かったといいます。