「仕事で使うの?」→「違います」夜になるとにぎわう「勉強カフェ」大人の“事情”

    大人たちが、お金を払って利用する自習室「勉強カフェ」。そこには、たくさんの物語がありました。

    夕方以降になると、にぎわいを見せ始める自習室「勉強カフェ」。

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    取材班は今回、オフィス街のビルの中にある「勉強カフェ大阪本町」にカメラを設置しました。

    ここは、勉強したい人が誰でも利用できる自習室。

    室内には机が用意され、パソコンを開く人や書籍に目を落とす人など思い思いの方法で勉強しています。

    利用時間は、朝6時半から深夜12時まで。好きなだけ勉強ができます。

    利用者が増えるのは、日が暮れてから。

    商社に勤務する女性は、職場が近く、仕事帰りに寄るのだとか。

    持参した夜ごはんを食べてから勉強をスタートするのが日課です。

    米国公認会計士の資格を取得しようと考えています。

    こちらの金融関係の会社員の女性も、職場が近いのだそう。

    いつか司法試験に合格し、弁護士か検察官になるのが夢です。

    これまで司法試験を受けたことはないけれど、夢に挑もうとしています。

    この勉強カフェの料金は、1カ月4620円〜(2022年8月現在。フルタイム1万1550円)。150人の会員が登録して、勉学に励んでいます。

    部屋は、集中して勉強できる「ワークスペース」と

    利用者が交流できる「ラウンジ」があります。

    「自宅では集中できない」と修士論文に取り組む学生や、ひとり親家庭で子どもを育てながら資格取得のために学ぶお母さん...。

    カフェには、さまざまな会員たちが夜な夜な集まります。取材班は、こちらの男性にも話を聞いていました。

    どうして勉強にそこまで打ち込むのか。勉強カフェには、人の数だけ物語がありました。

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    〈この記事は、BuzzFeed Japanと朝日放送テレビ(ABCテレビ)の共同企画です〉