「次にくる」と思うマンガについてユーザーからの人気投票で決定する「次にくるマンガ大賞2023」の結果が、8月31日に発表されました。
SNSなどで連載されている「Webマンガ部門」のベスト3を、作者たちが投稿した歓喜の声ともに紹介しましょう。
第3位『幼稚園WARS』
第3位となったのは、千葉侑生(ちば・ゆう)さん(@chibayou09421)の『幼稚園WARS』でした。世界の重鎮の子が通うブラック幼稚園を舞台にしたアクションラブコメディです。
出会いが全くなかったリタ先生の前に、ある日、子供を狙った殺し屋が現れて……という内容。集英社のウェブサイト『少年ジャンプ+』で2022年9月15日から連載しており、単行本は第4巻まで発売されています。
作者の千葉さんはパーティーハットをかぶってクラッカーを鳴らすリタ先生らレギュラーメンバーのイラストをX(旧Twitter)に投稿。「応援ありがとうございました!!」と読者に感謝しています。
第2位『ねこに転生したおじさん』
続く第2位には、やじまさん(@yajima_en)の『ねこに転生したおじさん』が選ばれました。こちらは2023年2月からXで連載中です。
中年男性がトラックにはねられて気づいたら猫に転生していた……という設定の漫画。「プンちゃん」と名付けられて、元勤務先の社長の家で飼われることになった日常をコミカルに描き、人気を集めています。
やじまさんは第2位受賞を受けて、涙ぐむ「おじさん」と「プンちゃん」のイラストを投稿。「僕はどこにも掲載してない野良マンガ家なので、完全にフォロワーの皆さんのおかげでです!!」と喜んでいます。
第1位『気になってる人が男じゃなかった』
見事、第1位に輝いたのは、新井すみこさん(@agu_knzm)が、2022年4月からXで連載しているマンガ『気になってる人が男じゃなかった』です。
CDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あや。しかし「おにーさん」の正体は、話したこともない、クラスメイトの目立たない女子・みつきだった……という内容です。
女性同士の愛情を描いたこの作品は大きな反響を呼び、2023年4月には、KADOKAWAから単行本第1巻が発売。電子版を含む部数は20万部を超えています。
作者の新井さんは第1位選出を受けて、王冠を身につけたあやと、ティアラを身につけたみつきが紙吹雪の中で喜ぶイラストを投稿。「毎週毎週応援くださる皆様のおかげです。生きててよかった…これからも頑張ります、本当に大好きです!」と歓喜のメッセージを添えています。