令和6年は波乱の幕開けとなりました。1月1日には震度7を記録する能登半島地震、2日には羽田空港で衝突事故が起きるなど、悲惨な出来事が続く中、ダンサーがたぬきの格好をして踊る動画がX(旧Twitter)で話題になっています。
これはダンスアーティスト・ふくしひとみ(@vonchiri)さんが数日後のライブに向けて練習している「新春たぬきの福踊り」の動画です。
1月3日に夫の戌一(いぬいち)さん(@inu1dog1)が投稿すると、「このタイミングでこそ必要です。元気が出ました!」「この数日とてもつらいのですが、見られてよかったです」「たぬきメイクでも凛々しいお顔が素敵すぎます」などと反響が相次ぎました。
相撲取りのように四股(しこ)を踏んで……
両手を振って軽やかな舞を披露
戌一さんの投稿によると、同様の踊りに関して過去にも「つらいことがあったけどこのたぬきをみたらどうでもよくなった」という感想が寄せられていたため、再び紹介することにしたそうです。
四股には本来は「大地を踏み鎮め邪気を祓う」という宗教的な意味合いがあるとした上で、「皆様のこの一年の無病息災を願い、そして悲しみの渦中にある方は少しでも心穏やかに過ごされますよう、妻の舞をお納めくだされば幸いに存じます」と結んでいます。