赤坂アカ・横槍メンゴによる漫画『【推しの子】』が、Amazonと東映の共同プロジェクトとして実写ドラマ・実写映画化されることが決定しました。
2024年冬にドラマシリーズがPrime Videoで世界独占配信開始。映画版は東映の配給で劇場公開されますが、具体的な時期については現段階では公言されていません。
併せて実写版キャストも発表され、原作コミックの表紙をオマージュしたスペシャルビジュアルも公開されています。
『【推しの子】』は、週刊ヤングジャンプ（集英社）で2020年に連載を開始。
伝説的アイドル・アイのファンだった主人公がアイの子どもとして転生し、母であり推しであるアイの死の真相を探るというストーリーです。
ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素や、“芸能界”という複雑な世界に躊躇（ちゅうちょ）することなく切り込む展開などで人気に。
2024年1月現在、コミック累計売上は1500万部を超え、2023年に放送されたアニメも話題になりました。
主人公・アクアを演じるのは、ドラマ『VIVANT』（TBS系列）への出演でも知られる櫻井海音。伝説的アイドル・アイは元乃木坂46の齋藤飛鳥、アクアの双子の妹・ルビーは齊藤なぎさが務めます。
また、元天才子役の有馬かな役は、自身も子役の経験がある原菜乃華、アクアに思いを寄せる黒川あかね役は茅島みずき、インフルエンサーのMEMちょ役はあのがそれぞれ演じます。
原作者・赤坂アカさんコメント
この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、
【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。
そして漫画作品の実写化についても触れています。
良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。
なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。
そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、
キャストの皆様にも制作陣の皆様にも
「本当に大丈夫ですか？」と聞きたくなる気持ちでした。
引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。
芸能界を舞台にした推しの子という作品を、
漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、
本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか
そして出来上がるものはどういうものなのか
私はとても興味があります。
皆様もそうではないでしょうか？
是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。