もし、あなたの周りの人を背負って運ぶことになってしまったらーー。
警視庁災害対策課がTwitterで、「疲れにくい背負い方」を紹介しています。
いつ起こるかわからない大災害。周囲の人が歩けなくなってしまった際、活用できそうです。
災害対策課のツイート
警視庁災害対策課は1月23日午前、次のようにツイートしました。
山岳救助などで活用する「疲れにくい背負い方」についてご紹介します。
通常、傷病人を背負うときは、両手で太もも辺りを抱えますが、その手を太ももの内側まで回し入れ、肩の上から下げた傷病人の手首を掴んで背負うだけでバランスが保たれ、安定して背負うことができます。
是非、軽さをお試し下さい。
同課には、災害などの救助現場で活躍する「特殊救助隊」があります。
疲れにくい背負い方は、山岳救助などの際に活用するとしており、次のようなポイントを写真付きで解説しています。
疲れにくい背負い方
ツイートによると、「普通の背負い方」は、背負っている人の太ももあたりを抱えます。
子どもをおんぶする時など、この方法で背負っている人がほとんどだと思います。
一方、「疲れにくい背負い方」は、背負っている人のひざ裏に腕を通し、手首をつかむ方法です。
こうすることでバランスが保たれ、安定して背負うことができるとしています。
このほか、背負っている人の腕を交差させてつかむ方法もあるそうです。
「ストラップをしめたザックを背負っている感じ」
このツイートは、投稿して1時間ほどで1000いいねを超えました。
これを見たユーザーからも、「やってみたら確かに安定する。ストラップをしめたザックを背負っている感じ」「これは極めて重要情報」などといった声が上がっています。
あなたの周りにいる人が足をくじいたり、気分が悪くなったりすることもあるかもしれません。地震などの大災害に巻き込まれることも考えられます。
頭の片隅に置き、いざという時に活用できる重要な情報でした。