もはやアート。美しすぎる和菓子、「みずのいろ」

    食べるのがもったいない、とはこのこと

    「美しすぎる」ーーTwitter上で話題になっている和菓子があります

    その名も「みずのいろ」。伝統的な和菓子「干錦玉」(寒天と砂糖を煮詰めて固めたもの)を薄くしたもので、岐阜県にある「御菓子つちや」の商品です。

    値段は1箱10枚入りで1080円。職人が一枚ずつ手作りしているので、予約が必須とのこと。また、発送できないため、直接店舗で受け取る必要があるのだそうです。

    BuzzFeedは、御菓子つちや本店の安江さんに話をうかがいました。


    ーーこの商品をどうして企画したのでしょうか。

    美濃国大垣(岐阜県)は「水の都」と呼ばれています。豊富な地下水を有する町で育ち、水とともにお菓子づくりを続けてきた中で、様々な色に変わる水をお菓子に映してみたいと考えるようになりました。そんな思いから生まれたのが「みずのいろ」です。

    ーーそれぞれの色にはどういう意味があり、どんな味なのでしょうか。

    赤:湖面に映った紅葉、ハイビスカス&ローズ味。

    オレンジ:山装う木々の色、オレンジピール味。

    黄:秋の銀杏並木、カモミール味。

    緑:山滴る木々の色、スペアミント味。

    青:空の色、バタフライピー。

    それぞれにハーブを使用し、目にも口にも楽しいお菓子です。

    ーーどうして、ハーブなのですか。

    今回ハーブを使用したのはバタフライピーと出会ったからです。

    「みずのいろ」を作るにあたり一番悩んだのが、どのように「みずのいろ(青色)」をだすかということ。自然のもの(天然)で、青い色がバタフライピーでだせるということを知ったので、そこからハーブを使用することを決めました。


    期間限定で東京の百貨店などでも取り扱っているとのことです。