もし赤ちゃんが「恋人」だったら… “育児の過酷さ”伝えるマンガが話題

    「育児をされたことのない方、特にパートナーに育児をほとんど任せている方や、身近に育児をしている人がいるけど実態がよく分からない方に読んでいただきたい」

    親と赤ちゃんの日常を「恋人関係」に置き換えたマンガに共感の声が集まっています。

    マンガを描いた平八さん(@heihachi083)は、「育児の過酷さ・ひとりで行う育児の負担が大きいことを知って頂き、育児に理解のある方が少しでも増えればと思い描きました」とBuzzFeed Newsに話します。

    ウェブサイト「おばバカ日誌」を運営し、甥の成長を書き留める絵日記を更新している平八さん。

    このマンガのアイデアは、親と赤ちゃんの関係をそのまま描いても育児をしたことのない人には実態が伝わらないと考え、別のものに置き換えようとして思いつきました。

    「赤ちゃんの行動は実際かなり激しいのですが、育児をしたことのない人が想像する赤ちゃん像は本物よりソフトで可愛らしいものになってしまう。甥と会うまでの自分がそうだったので、きっと他の人もそうだろうと思ったんです」

    Twitterではこんな感想が寄せられています。

    @heihachi083 @mii_nu_ すごくわかりやすい表現でありがたいです。当事者はもう完全に24時間みっちり労働ですのでこの状況をみんなに知ってもらえたらどれだけいいだろうと思いますが表現する時間がないんですよね。だから… https://t.co/NX4zHN2wDV

    @heihachi083 すごいわかりやすい!今、1歳4ヶ月の娘を育てているのですが、家事、育児は父親の僕がメインでやっていて、この辛さが周りには全く伝わらないどころか、責められることはあっても褒められることなんてないので、このマンガのおかげで少し救われた気がします。

    平八さんは「育児をされたことのない方、特にパートナーに育児をほとんど任せている方や、身近に育児をしている人がいるけど実態がよく分からない方に読んでいただきたい」と話しています。