大手ヤンキー誌「チャンプロード」、創刊号(29年前)はこんな感じだった

    「有害図書」に指定されたこともありました。


    “ヤンキーのバイブル雑誌”と呼ばれる「チャンプロード」が休刊に向けて動いているようだ。

    創刊号から連載を続けてきた岩橋健一郎氏や、同誌に商品を掲載する、ヤンキーファッションを取り扱う「プロス通販」がTwitterで明かした。

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    あの「チャンプロード」が11月号をもって休刊が決定❗. ヤンキー諸君のバイブルと崇められていた雑誌です。 非常に残念ですが、時代は変わりつつあるのです・・

    BuzzFeed Newsは発行元の笠倉出版社に複数回問い合わせたが、いずれも「編集部のスタッフは不在」とし、休刊については否定も肯定もしなかった。

    一方、「休刊は確定です。チャンプロードで撮影をしているあるカメラマンは、『今日確かめたところ、重い口調で、すいません休刊ですと言われた』と寝耳に水だったようです」と話す出版関係者もいる。

    BuzzFeed Newsは引き続き関係者への取材を進めている。

    29年前、チャンプロードはここから始まった!

    チャンプロードは1987年9月30日に創刊。誌面は、読者がカスタムした車やバイクの写真、ヤンキースタイルのファッション写真、界隈の有名人へのインタビューなどを中心に構成されている。

    読者の部屋を紹介したり、16歳女性と21歳男性の読者カップルのデートに密着したりなど、カスタムカーを紹介するほかにもユニークな記事を多く掲載してきた。

    創刊号以来、イラストや体験談を披露できる読者投稿コーナーも充実している。昔に比べて数は減っているが、住所を載せて「文通相手」を募集するコーナーも健在だ。

    そのほか、過去には「少年院体験談」「塀の中からのメッセージ」といった企画でも投稿を募っていた。

    記念すべき創刊号の巻頭特集は、湘南に集まったカスタムカーを紹介する「湘南グラフィティ AUGUST」。由比ヶ浜、七里ヶ浜、江ノ島、茅ヶ崎を走る車を取材していた。

    創刊号まで遡ると、ヤンキー向けファッションも時代とともに移り変わっていることがわかる。創刊号では、リーゼントに特攻服といった人が多かったが、2016年9月号では、夏のコーディネートとして「リゾート系ファッション」が提案されている。

    バックナンバーの一部は国立国会図書館に所蔵されており、館内で申請して閲覧できる。

    なお、福島県茨城県などでは、バックナンバーの一部が、青少年保護を目的とした条例で有害図書類に指定されている。