東京レインボープライド2016 パレードが渋谷の街を行く

    規模は過去最大

    日本最大規模のLGBTイベント、東京レインボープライドのパレードが5月8日正午、東京・渋谷区の代々木公園から出発した。LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)などの性的マイノリティやその支援者たちが、渋谷・原宿の街を行進した。

    パレードは90年代から断続的に開かれてきたが、「東京レインボープライド」という形では3回目。今回、はじめて世界的な観光名所の渋谷スクランブル交差点を通過した。主催者によると、参加人数は過去最大の35000人と見込まれていたが、さらに増える見通し。

    パレードのテーマは「Step forward, Queers! Step forward Friends! 一歩ずつ未来へ」

    パレード先頭、当事者たちが「らしく、たのしく、ほこらしく」と書かれた横断幕を掲げた。ブラスバンドが陽気な音楽を演奏した。

    色とりどりのバルーンで飾りつけられた山車(フロート)は、過去最多の18出走。派手に着飾ったドラァグクイーンやDJが乗り込み、パフォーマンスを繰り広げる。参加者たちはそれぞれの衣装で歩く。LGBTを象徴するレインボーフラッグがあちこちで振られている。

    パレード隊は、フェスの会場となっている代々木公園を出発し、渋谷のスクランブル交差点を通過して、表参道へ。原宿経由で代々木公園へ戻った。

    UPDATE

    パレード終了に伴い、一部の表記を改めています。