土屋アンナさん完全勝利 舞台けいこ欠席めぐる裁判で

    原告の演出家は報道陣に「控訴する」と表明

    モデルの土屋アンナさんが主演舞台の稽古に参加しなかったため、舞台が中止になったとして、演出家の甲斐智陽さんが土屋アンナさんに損害賠償を求めていた裁判で1月25日、東京地裁(原克也裁判長)は甲斐さんの訴えを全て退ける判決を出した。

    一方、甲斐さんが作曲・発表した曲により土屋さんの名誉が傷つけられたとして、土屋さんが訴えていた事件の判決も同時に言い渡され、甲斐さんは土屋さんに33万円を支払うよう命じられた。

    舞台は2013年夏に上演予定だったが、台本をめぐって甲斐さんと土屋さんが対立。土屋さんが稽古に参加せず、公演直前に中止になっていた。

    甲斐さんは、東京地裁前に集まった報道陣に応対し、「100対0で負けるとは思わなかった」とため息。「これじゃ馬鹿馬鹿しくて終われない」「控訴する」と語気を強めて話した。