7月5日、福岡県と大分県に「大雨特別警報」が出た。数十年に一度の大雨となる危険性がある。
気象庁は、次のように発表した。
- 7月5日19時55分に、福岡県に加えて、大分県に大雨特別警報を発表しました。
- これまでに経験したことのないような大雨となっています。
- ”重大な危険が差し迫った異常事態です。”
- 土砂崩れや浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況です。
- すでに地元市町村から発令されている避難情報に直ちに従う等、適切な行動をとってください。危険な場所には近づかないでください。
- すでに外出が危険な場合には、家の中でも二階や崖の反対側などのより安全な場所に退避する等、身を守るため、最善を尽くしてください。
- 特に、現在夜間であることから、周囲の状況を十分に確認して行動してください。
- すでに避難を完了している場合も油断しないでください。
日本気象協会は、「夜間の避難」について次のように注意を呼びかけている。
暗くなって大雨の中の避難は危険です。暗く見えないだけでなく、大雨で音も聞こえにくく、崩れている道路に気づくのが遅れたりして夜中の避難中に被災することがあります。
もし、暗くなってから避難を検討する状況になってきたら、避難中に被災することも考えて避難するかを判断してください。自宅の周辺がすでに浸水しているなど外に避難するのが危険なときは、地下階や1階で寝ることはしないなど、自宅などの建物内で可能な限り高いところに避難する「垂直避難」をするようにしましょう。
現在の河川の状況は、国土交通省のこのサイトでチェックできる。
河川のはん濫情報の程度と、行動の目安
(河川のはん濫の注意点について、より詳しくはこちらのリンクへ)