23区の約5倍が焼失。米カリフォルニアの山火事の被害面積が、過去最大規模に

    同州最古の州立公園、ビッグベイスン・レッドウッド州立公園も深刻な被害を受けている。

    猛暑が襲う米カリフォルニア州で、山火事が急速に拡大中だ。記録的な熱波と落雷が原因で、合計560件もの火災が発生している。

    特に州北部ベイエリアの被害が深刻で、20万人以上の住民が避難を余儀なくされた。州全体では、少なくとも6人の死亡が確認されている。

    中でも大規模な火災3件には、森林火災の鎮火にあたる州森林保護防火局の地域担当部隊名の略称から「LNU/SCU/CZU複合火災」とそれぞれ名前がついた。この3件だけでも合計で約3100平方キロメートルの土地が焼失し、史上最大規模の被害が出ている。

    ビッグベイスン・レッドウッド州立公園は、1902年に設立されたカリフォルニア州最古の州立公園だ。CZU複合火災により、公園内の建物や近くの家屋、レッドウッド林の一部が炎に包まれた。

    8月19日から21日に記録されたCZU複合火災の被害の様子を、以下にまとめた。


    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子