「テレビ番組『おかあさんといっしょ』に救われた話」が話題です。
漫画家のことりさん(@mamakyoja)がTwitterに「『おかあさんといっしょ』に救われた おかあさんの話」という漫画を投稿したところ、3700回以上リツイートされ、1.5万を超える「いいね」が集まりました。
「なんていいお話なんでしょー😭」「素敵なお話ありがとうございます!」と多くの作品に感動する声や、「お話が自分のことのようで、涙が出ました」「めちゃめちゃ共感して、昔のことを色々思い出しました」と共感の声が寄せられています。
「『おかあさんといっしょ』に救われた おかあさんの話」







BuzzFeedは投稿したことりさんに話を聞きました。
ことりさんは、久しぶりにテレビ番組『おかあさんといっしょ』を観たのがきっかけで、今回の作品を描こうと思ったそう。
「久しぶりに見たらすごくホッとして泣いてしまったと同時に、番組を見ていた当時のことを思い出しました。『見始めたとき、こんなことがあったなぁ…』『漫画にしたい』と思い、描き始めました」
作品の中で描かれているように、もともとテレビは観せない方がいいと思い込んでいたようです。
「テレビが子どもに与える悪影響」のみを出産前からたくさん見たり聞いたりしていたからなんだとか。

「子どもに悪い影響があるなら…と頑なに見ていませんでしたが、夕方の孤独感に耐え切れず、無性に大人の声が聞きたくなってテレビをつけました」
「テレビのマイナスの面だけでなく、プラスの面も知ってから判断するべきだったな、と今は思います。番組を見始めてから、夕方の魔の時間帯がとても豊かなものに変わりました」
作品に対する大きな反響について
投稿のリプライ欄には多くの共感のコメントが寄せられています。
現在7ヶ月の娘の母です。昨夜は夜勤でした。眠いですが、『おかあさんといっしょ』を見て娘と楽しんでます😊ことりさんのお話が自分のことのようで涙が出ました。素敵なお話ありがとうございます!
同じこと思いました!『ああ、一緒にこの子を見てくれてるんだ』『一緒に育ててくれてるんだ』って、孤独が和らいだのを覚えています。元気で明るくて、幸せな世界で大好きです…。漫画にしてくださってありがとうございます!
ええ話😭自分は父親で、育休を取って1年間『おかあさんといっしょ』『みいつけた』『いないいないばぁ』で子どもとコミュニケーションをとってました。“お父さんもおかあさんといっしょ”でした笑
ことりさんは、今回の大きな反響を受けて『おかあさんといっしょ』が多くの人々に愛されている番組なんだと改めて実感。寄せられた声に感動したといいます。
「作品を読んで泣いてくださった方もいて、 『あぁ、同じ気持ちで過ごしていたんだ…、やっぱり一人じゃなかったんだな』と思えて、私の方がうるっときてしまいました」
<ことり>
漫画家。現在はebook japanにて『ご教授ください!~春月准教授の恋愛マネジメント~』を連載中。少女漫画や子ども向け書籍の挿絵などを描いている。既刊『水球男子(集英社)』など。