気づけば2022年も残りわずか!
新型コロナウィルスの感染状況を考慮しつつ、年末年始に忘年会や新年会などを計画している人も少なくないはず…。
会食が増えるこの時期に食品ロスを削減を目指す「おいしい食べきり」キャンペーンが始まりました。
外食時の「食べきり」を実践する7つのポイントを紹介します。
643万トンもの食品ロス。そのうち、外食産業は133万トン
消費者庁によると、日本では食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は、年間643万トン発生しています。
そのうち、外食産業だけで133万トンもの食品ロスが。
「食べ残し」によるものが相当程度を占めているとされています。
食べられるはずの食事がそのまま捨てられてしまうのはもったいないですよね…。
飲食店で食事をするときは?
少しでも食品ロスを減らすため、私たちができることは?
気をつけたいポイントは以下の4つ。
- できたての最もおいしい状態で提供された料理を食べましょう。
- 自分自身の食事の適正量を知り、食べきれると思う量を注文しましょう
- 小盛りや小分けメニュー(ハーフサイズなど)を上手に活用しましょう。お店選びの際には、こうしたメニューのあるお店を積極的に選ぶ。
- 食べ放題のお店では、元を取るために無理をして皿に盛ったり、食べ残すのはやめましょう。
食べ放題でつい欲張ってお皿に盛りすぎて残しちゃう…のは、やりがちな人も多いかも!?
食べ残しはゴミになってしまうことを思い出してご注意を!
宴会でもできる工夫
同僚や友人と盛り上がる宴会も、一工夫で食べ残しを減らせます。
- 幹事さんや主催者は、参加者の嗜好や年齢層、男女比を考えながら食べきれる量に配慮してお店やメニューの選択をしましょう。
- お店を予約する際は、参加者の情報をお店側に事前に伝えましょう。
- 料理を楽しんで食べる時間を作る。例えば、乾杯後の30分間は、提供された出来たての料理を集中して食べることや、お開き前の10分間は食べ残しをしないよう、幹事さんが声を掛けるなどして、料理を食べきるようにする。
話すこと、飲むことが中心になってしまい、ごはんにはあまり手を付けずに終わってしまう飲み会ってありますよね。
お腹が空いていても、周りが食べる雰囲気でないと箸を伸ばしにくい…!
もしお酒が中心の会になりそうであれば、ごはんを少なめにしてもらう、とりわけの手間が発生しないよう小分けにしてもらう、など事前にお願いしておくのもよさそうです。
持ち帰りも「食べきり」
どうしても残ってしまった食事は、容器に入れて持ち帰ることができるお店もあります。
食中毒のリスクに留意した上で、持ち帰りは十分に加熱された食品だけを、清潔な容器に清潔な箸で入れるようにしましょう。
持ち帰ったら早めに食べること、食べる前には再加熱することを呼びかけています。
「おいしい食べきり」キャンペーンサイトではさらに詳しい情報が紹介されているほか、クックパッド「消費者庁のキッチン」では「食材を無駄にしないレシピ」がまとめられています。
ぜひ参考にしてみてくださいね〜👀😋