機内でイヌが"お漏らし"→緊急着陸する事態に。「ファーストクラスの通路が…」

    米ユナイテッド航空の機内で、ある乗客のイヌがお漏らしをした。航空機は離陸から1時間後に、緊急着陸した。

    米ヒューストン発、シアトル行きのユナイテッド航空422便は4月5日(現地時間)、離陸から約1時間後にダラスに緊急着陸した。

    原因は、機内で乗客のイヌが"お漏らし"をしたことだった。

    搭乗者のジェームズ・ホブスさんは、海外で人気のネット掲示板Redditのスレッドに、機内で撮影された写真を投稿した。

    「ファーストクラスの通路で、イヌが"お漏らし"するアクシデントが発生」

    「地上スタッフは2時間以上かけてペーパータオルでカーペットを掃除した。私はそのニオイで気分が悪くなった」

    「ゲートの係員は、乗客たちと客室乗務員を怒鳴り続けてた。ニオイはまったく消えなかった」

    「ファーストクラスのトイレには、イヌのフンが残っていたようで、使えないと言われた」

    「(提供された)機内食はマズくなり、おつまみはほとんど残っていなかった」

    ジェームズさんは、YouTubeにも動画を投稿。

    動画には、客室乗務員が「機内前方に集まらないで」とアナウンスをし、地上係員と思われるスタッフが床を清掃する様子が映っている。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    ジェームズさんは、米PEOPLE誌の取材に対し、排泄物は「とても液状」で、通路の「数カ所」に散らかり、隣に座っていた乗客の靴に付着していたと振り返った。

    続けて、「客室乗務員は称賛に値する」と語った。

    ユナイテッド航空は、Business Insiderの取材に対し、イヌのフンが原因で緊急着陸したことを認めた。

    ユナイテッド航空のペットに関する規定では、一部の国と地域を結ぶ便を除き、決められた3辺の長さのケージ内、かつケージが前の座席の下に完全に収まる場合のみ、ペットの機内持ち込みが可能となっている。

    介助用動物は、ケージなしでも機内に乗り込める。