イギリス・ロンドンにある「王立音楽アカデミー（英国王立音楽院）」は、世界有数の音楽学校として知られています。
同校が、ロシアの侵攻から逃れてきたウクライナ出身の少女の入学を許可しました。ネットでは、少女がピアノを演奏する動画が話題になっています。
入学を許可されたのは、12歳のカテリーナ・ピシュニク（Kateryna Pyshniuk）さん。
https://t.co/4xaJr83rRh
BBCによると、ロシアからの攻撃が始まった約1カ月後、カテリーナさんは母親のアンナさんとともにイギリス・ブリストルに避難しました。
避難先のブリストルでは、地元のクリフトン・カレッジ（公立学校）に編入。5歳から始めたピアノは、戦禍のウクライナでも、イギリスでも続けました。
カテリーナさんは、BBCの取材に対し、喜びの気持ちを語りました。
同時に、ウクライナに住む家族や、音楽の楽しさを教えてくれた、ウクライナ在住時のピアノの先生が恋しいといいます。
SNSでは、ウクライナの戦況やできごとを世界に向けて発信するTwitterアカウントが、カテリーナさんの演奏動画を投稿。カテリーナさんを応援し、称賛する声が集まっています。
🇺🇦Good morning, its day 333 in #Ukraine and this is 12 year old Kateryna Pyshniuk who just earned a place at the Royal Academy of Music in London. Here she is playing Beethoven's Sonata #19❤️ Congratulations Kateryna!
ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第19番』を弾くカテリーナさん。
「この落ち着き、自信、感情移入できる演奏。並外れた技術だ…。我々はいずれ、世界中のコンサートでカテリーナを目にするでしょう」
@SlavaUk30722777 Wow. Such poise, such confidence, such empathetic playing. Exceptional skill. We will be seeing Kateryna in concert halls worldwide.
「難曲なのに、見事なパフォーマンス！」
@SlavaUk30722777 Amazing performance of such difficult piece! 😻😻😻